最終更新日:2020年12月21日
緑内障になりやすい人の特徴を解説します。
糖尿病・高血圧・低血圧・睡眠時無呼吸症候群などの持病があると、緑内障を発症しやすいと言われています。その他には、片頭痛がある方や、家族で緑内障を患っている方がいる場合も緑内障のリスクは高いと考えてください。
持病がある方は眼科の定期健診を受けたり、気になる症状がある場合は主治医に相談したりするようにしてください。
持病がある方以外にも、次のような生活習慣がある方は緑内障になりやすいと言われています。
上記のような生活習慣は、眼圧を上げやすく、目に負担がかかりやすい習慣です。緑内障を予防していくためにも、目をいたわった生活を心がけるようにしましょう。
緑内障にならないためには、日頃から目をいたわる「心がけ」が大切です。
パソコンで仕事をすることが多い世の中で、眼圧を上げないようにするために、次のような生活を意識してみてください。
可視光線(人の目で見られる光)の中でも、パソコンやスマートフォンのディスプレイやLEDライトから発せられる「ブルーライト」はとても強いエネルギーです。角膜や水晶体に吸収されることなく、網膜まで届くブルーライトは、目や体に負担をかけてしまいます。
そのため、パソコンを長時間使用する場合、ブルーライトをカットする眼鏡を利用したり、ホットタオルで温めたりして、目をいたわってあげてください。
紫外線の強い日や長時間屋外で過ごす場合、紫外線をカットするサングラスを利用するのもおすすめです。
※参考:ブルーライト研究会
ヨガやウォーキングなどの適度な運動で血行を良くしたり、十分な睡眠をとって疲労をためないようにしたりすることも大切です。
緑内障を予防するためには、バランスの取れた食生活が必要です。目と体が健やかな状態を維持していくため、次のような栄養素を取り入れながら、偏りのない食生活を送るよう心がけましょう。
抗酸化力のあるブルーベリーやビルベリー、アサイベリーが含まれたサプリメントを利用すると、目の循環を良くする作用が期待できます。松樹皮が含有されているサプリメントを摂取してくと、眼圧を下げる作用が期待できます。
なお、持病があり内服薬を常用している場合、サプリメントとの飲み合わせについて主治医と相談してから摂取するようにしてください。
年齢を重ねるとともに神経や細胞も衰えていくため、40歳以上になると、緑内障発症のリスクも高まっていきます。「まだ大丈夫」と過信せず、定期的に眼科を受診して検査を受けるようにしましょう。