最終更新日:2020年4月14日
緑内障になってから、なるべく目に負担をかけないように心がけている人は多いと思います。これは仕事だけではなく、趣味にもいえることではないでしょうか。
「緑内障から目を守る」編集部が実施した、緑内障患者100名へのアンケート調査によると、緑内障を理由に趣味を控えるようになった人は全体の10%程度でした。具体的には以下のような趣味があがりました。(※2020年3月に株式会社アスマークにてインターネット調査)
しかし眼圧が上がった人の意見に絞ると、26%の人が趣味を控える選択をしていることが分かりました。直近1年での眼圧の推移別に「控えた趣味」を分けるとこのような結果になります。
眼圧が1~9mmHg上がった人 | 読書、編み物 |
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眼圧が10mmHg以上、上がった人 | ゲーム |
私も緑内障なのですが、目に悪いと分かっていながらゲームがなかなか辞められなくて…。目が疲れたときは、目を労わるようにしてます。(編集部員:関口さん)
趣味は生活を豊かにしたり、ストレスを解消したりするために大切なものです。目に負担のかからない趣味を見つけて新たにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。思いもよらなかったことが趣味になり、新しい世界が広がるかもしれません。
ここでは、目に負担の少ない趣味などをご紹介しますので、趣味探しの参考にしてみてください。
「遠くの緑を見ると目に良い」といわれるのにはきちんと理由があります。
緑色というのは、人間の目が認識する光の中で一番見えやすい色。「一番見えやすい=一番負担がかからない」ということから、緑色が目に良いとされているのです。
また、緑色は色彩心理学の上で、安心感やリラックス効果が明らかになっていることも、なにかと酷使しがちな目の緊張や疲れを和らげるのに効果が期待できる理由といえるでしょう。
このようなことから、「遠くの緑を見る」ような趣味、山登りやハイキング、キャンプやウォーキングなどは、特に目に優しい趣味といえます。
自分の父親の死因は、医師は老衰だと診断したけど。老衰に至った原因は、母によると緑内障で失明して意欲減退したことだと言う。
— 秋ゑびす●4/8 花まつり・灌仏会(甘茶掛け)、お釈迦さんの誕生日祝い♪ (@yamashita99) August 25, 2018
若い頃から趣味が多く、80歳を過ぎてもパソコンで旅行写真を整理してた人だったのにな。花や植木を育てることも出来なくなって、ラジオと食事だけが残ったけど…。
緑内障になったからといってすべての趣味が楽しめなくなるわけではありません。しかし、目に負担をかけないように意識することは大切です。緑内障が進行してしまったら趣味を楽しむこともできなくなてしまいます。自分の目は自分で守るという意識をもち、きちんと治療を受け、セルフケアなども意識的に行っていきましょう。