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緑内障でもプールに入れる?注意点は?

最終更新日:2020年5月29日

このページでは、緑内障の患者でもプールに入ることができるのか、もし入れるとしたらどんな点に注意する必要があるのか、わかりやすく解説をしていきます。

緑内障でもプールに入れるのか?

緑内障患者でもプールに入ることは可能です。緑内障の原因は、眼圧の上昇による視神経へのダメージです。眼圧が上がるような行為でなければ、プールに入ることも問題にはなりません。

以前は、例えばスポーツで力む、楽器を力いっぱい吹くといったことも、一時的に眼圧を上昇させることから、避けるように指導をしていたこともあったそうです。

また、水泳時のゴーグルが眼圧を上昇させるということも過去には言われていましたが、2015年に発表された論文によれば、水泳用ゴーグルの着用は緑内障の悪化との関連性はないとされています。

参照:Swimming Goggle Wear Is Not Associated With an Increased Prevalence of Glaucoma

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プールを使う際の注意点

目を休める

ゴーグルの着用は眼圧に関係はありませんが、それでも目を休めるということは必要です。

緑内障の方の中には、視力矯正のために度の入ったゴーグルを使用されているかたもいらっしゃるかもしれません。近視の方の場合、通常球型の眼球が少し伸びたような形をしていることがあります。のびた眼球が視神経にダメージを与えることがあるのです。

休憩中はゴーグルを外し、目を休ませてあげることを心がけましょう。

眼圧と血圧の関係

プールに入るということは、冷たい水につかるということになります。冷たい水につかると血圧が上がりますが、血圧と眼圧は直接的な関係はありません。

血圧は血管内の血液の流れの圧力を指すのに対し、眼圧は眼球内の水(房水)の量の増減によって発生する圧力です。基本的には別物ですので、血圧が上がる=眼圧が上がるということではありません。

しかし、まったく関連がないというわけでもありません。緑内障は視神経への損傷が原因ですので、眼圧以外にも緑内障を進行させる原因はあります。その中の一つに、眼への血流障害があるといわれています。

眼への血流障害は血圧が高い方が起こりにくいといわれています。プールに入ると一時的に血圧が上昇しますが、あくまでも一時的なモノです。有酸素運動は低血圧予防に推奨されているので、むしろプールに入ることは悪くない可能性もあります。

コンタクトを着用したまま入らない

緑内障の方は視力矯正のためコンタクトを着用されている方も多いでしょう。しかし、プールにコンタクトを着用したまま入ることは非常に危険です。

コンタクトは汚れがつきやすく、菌も繁殖しやすい物質です。不特定多数の人がいるプール内では、コンタクトに汚れが付着するリスクが非常に高まります。

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